【工学分館】貴重書展示を開催しました

2020年10月19日~10月30日に以下のとおり、貴重書展示「Il Tempio Vaticano e sua origine -ヴァチカンの大聖堂とその起源-」を開催いたしました。

概要:工学分館で貴重書として別置保管してきた、Il Tempio Vaticano e sua origine / Carlo, Fontana(1634-1714) / 1694年刊 が本学工学研究科 都市・建築学専攻准教授の飛ヶ谷潤一郎先生、総合学術博物館助教の小川知幸先生らによる調査により、17世紀刊の貴重な資料であることが判明しました。そこで工学分館での貴重書利活用の初めの一歩として本展示を企画開催いたしました。

展示資料3点
①『Il Tempio Vaticano e sua origine』1694年 工学分館蔵
②小倉強による大河原町佐藤家住宅の青焼き図面 佐藤家蔵品 飛ヶ谷先生提供
③小倉強による設計ノート 佐藤家蔵品 飛ヶ谷先生提供

本本展示は飛ヶ谷先生による以下の資料紹介を元にしました。
「[資料紹介]東北大学附属図書館工学分館所蔵のカルロ・フォンターナ」(『東北大学附属図書館調査研究室年報』第7 号,2020年)

なお見学された方からは以下の感想をいただきました。
・図書館の貴重な資料について 知ることができて、よかった。(中略)図書館の持つ歴史や資料について興味がわいたので、ぜひ今後も何らかの展示があればと思った。
・「ヴァティカンの大聖堂とその起源」が、大昔のものとは思えない程綺麗でびっくりしました。本作りの解説もとても興味深かったです。

展示の詳細は 企画展示紹介ページ をご覧ください。
展示品の写真に加え、解説文は展示(ほぼ)そのままで掲載しております。

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