研究成果のリポジトリ登録の手続き
研究成果(学術論文等)を東北大学機関リポジトリ「TOUR」に登録し、オープンアクセスにするための手続きについて説明しています。(※本ページの情報は随時更新されます)各種様式はページ最下部の「Q&A・問い合わせ」をご参照ください。
※学術論文以外の資料(博士論文、修士論文、学内で発行された紀要や年報などの定期刊行物、授業で使用した教材など)の登録手続きはこちらをご覧ください。
データの提出方法および東北大学機関リポジトリ「TOUR」への登録手順
研究成果(学術論文の原稿等)のデータの提出方法および手順に関するおおまかな流れは、以下の図の通りです。

教員(著者)の作業
(1)著作権者(共著者・学協会)への確認
研究成果を機関リポジトリに登録するためには、当該研究成果の著作権者からその複製及び公衆送信に関する許諾を得る必要があります。
投稿規定等により著作権が誰に帰属するのかを確認し、著作権の帰属先に応じて以下の処理を行ってください。
1)著作権が出版社に譲渡されている場合
・海外雑誌論文が該当する場合が多い
・共著者への確認は義務ではないが、トラブル回避のため責任著者(corresponding author)の了解を得ておくことが望ましい
・「登録依頼書」の「著作権は出版社へ譲渡」欄にチェック
2)著作権を作成者や学協会が保持している場合 ※
・単著の場合:「登録依頼書」の「単著」欄にチェック
・共著の場合:共著者に対し「登録許諾書」への記入を依頼し、他の書類とあわせて附属図書館へ提出
・学協会の場合:学協会に対し「登録許諾書」への記入を依頼し、他の書類とあわせて附属図書館へ提出
論文内に他者の作成した図版・写真等を転載・使用している場合、リポジトリへの掲載などによりオープンアクセスにする(=誰でも見られる状態にする)時には別途許諾が必要となる場合があります。必ず、事前に作成者(著作権者)への確認をお願いいたします。
投稿規定等により著作権が誰に帰属するのかを確認し、著作権の帰属先に応じて以下の処理を行ってください。
1)著作権が出版社に譲渡されている場合
・海外雑誌論文が該当する場合が多い
・共著者への確認は義務ではないが、トラブル回避のため責任著者(corresponding author)の了解を得ておくことが望ましい
・「登録依頼書」の「著作権は出版社へ譲渡」欄にチェック
2)著作権を作成者や学協会が保持している場合 ※
・単著の場合:「登録依頼書」の「単著」欄にチェック
・共著の場合:共著者に対し「登録許諾書」への記入を依頼し、他の書類とあわせて附属図書館へ提出
・学協会の場合:学協会に対し「登録許諾書」への記入を依頼し、他の書類とあわせて附属図書館へ提出
※共著者からの許諾について
同意が確認できるメールのやり取り等があれば、その写しを「登録許諾書」に代えてご提出いただいてもかまいません。
また、リポジトリでの公開に伴うトラブルを避け、共著者間の信頼関係を保つため、いずれの場合も事前に全著作権者の承諾を得ておくことを推奨します。
3)その他の注意すべき事項同意が確認できるメールのやり取り等があれば、その写しを「登録許諾書」に代えてご提出いただいてもかまいません。
また、リポジトリでの公開に伴うトラブルを避け、共著者間の信頼関係を保つため、いずれの場合も事前に全著作権者の承諾を得ておくことを推奨します。
論文内に他者の作成した図版・写真等を転載・使用している場合、リポジトリへの掲載などによりオープンアクセスにする(=誰でも見られる状態にする)時には別途許諾が必要となる場合があります。必ず、事前に作成者(著作権者)への確認をお願いいたします。
(2)バージョンの確認
ほとんどの出版社では、リポジトリへの登録が可能なバージョンを出版社ポリシー等で明示しています。ポリシーが不明な場合、下記のデータベースで検索可能です。操作方法は「雑誌の公開ポリシーの調べ方」(PDF)をご参照ください。
海外雑誌:Open Policy Finder
国内雑誌:学協会著作権ポリシーデータベース(SPCJ)
一般的にはアクセプトされた著者最終稿(Accepted Manuscript)を登録可能としている出版社がほとんどですが、必ずポリシーや投稿規定をご確認の上、指定されているバージョンを図書館にご提出ください。
※著者版の体裁を整えたい方向けにテンプレートをご用意しております。こちらよりダウンロードし、PDFに変換の上ご提出ください。
海外雑誌:Open Policy Finder
国内雑誌:学協会著作権ポリシーデータベース(SPCJ)
一般的にはアクセプトされた著者最終稿(Accepted Manuscript)を登録可能としている出版社がほとんどですが、必ずポリシーや投稿規定をご確認の上、指定されているバージョンを図書館にご提出ください。
※著者版の体裁を整えたい方向けにテンプレートをご用意しております。こちらよりダウンロードし、PDFに変換の上ご提出ください。
■参考■
プレプリント / 査読前著者版(Author’s preprint):著者が学術雑誌へ投稿した時点のもの
著者最終稿 / 査読後著者版(Accepted Manuscript / Author’s postprint):査読を受け受理(accept)された後、出版社により体裁を整えられる前のもの
出版社版(Publisher version / Version of Record):出版社により体裁が整えられ、雑誌に掲載された時の状態のもの

(3)図書館へ登録依頼
以下の必要書類を、メール添付またはドライブ共有にて附属図書館オープンアクセス推進係へご提出ください。なお、ご依頼から公開までには3日~1週間程度要します。
・東北大学機関リポジトリ登録依頼書
・(必要に応じて)登録許諾書
・論文本文および参考資料等の電子ファイル
※画像や動画なども一般的なファイル形式であれば登録可能です。ただし、サイズが500MBを超えるファイルは登録できません。
tour★grp.tohoku.ac.jp (★は@に置き換えてください)
・東北大学機関リポジトリ登録依頼書
・(必要に応じて)登録許諾書
・論文本文および参考資料等の電子ファイル
※画像や動画なども一般的なファイル形式であれば登録可能です。ただし、サイズが500MBを超えるファイルは登録できません。
提出先
附属図書館情報管理課オープンアクセス推進係 TOUR担当tour★grp.tohoku.ac.jp (★は@に置き換えてください)
非公開・修正の手続き
やむを得ない理由により研究成果を非公開とする必要がある場合、その理由を付して非公開の申請ができます。
右のリンクより「非公開申請書」をダウンロード・ご記入の上、附属図書館オープンアクセス推進係へご送付ください。
その他記載内容の修正やファイルの差し替え等が必要な場合は、随時ご連絡ください。
右のリンクより「非公開申請書」をダウンロード・ご記入の上、附属図書館オープンアクセス推進係へご送付ください。
その他記載内容の修正やファイルの差し替え等が必要な場合は、随時ご連絡ください。
Q&A・問い合わせ
各種様式
Q&A
よくあるご質問について、こちらにまとめています。
機関リポジトリに関するお問い合わせ先
東北大学附属図書館 情報管理課 オープンアクセス推進係
tour★grp.tohoku.ac.jp (★は@に置き換えてください)
tour★grp.tohoku.ac.jp (★は@に置き換えてください)