【本館】「書庫のなかのヨーロッパ-人文学者のよこがお-」展示開催[5/28~]

 附属図書館では、2019年度 日・EUフレンドシップウィーク*展示「書庫のなかのヨーロッパ-人文学者のよこがお-」を開催します。

附属図書館の地下書庫には、「個人文庫」という本学教員が収集した蔵書を一括配架したコレクションがあり、そのスタートは東北帝国大学時代までさかのぼります。
収集された古今東西の資料は、他の資料と混配されることなく、名前を冠した一群の資料として提供され、さながら書庫の中に学者たちの書斎があるような雰囲気を感じさせます。

今回は個人文庫の中から、特に大類伸(歴史)、河野与一(哲学)、児島喜久雄(美学)の三人の人文学者に光をあてた展示を開催します。
三名とも大正から昭和にかけての草創期の法文学部で教鞭をとりましたが、ヨーロッパへ留学し、ヨーロッパの影響を強く受けていました。
書庫に遺されている蔵書は多くの貴重な西洋古典資料を含んでいます。三名を通して、当時の東北帝国大学におけるヨーロッパの影響、そしてヨーロッパへの想いをさぐりたいと思います。 

■会期:2019年5月28日(火)~6月7日(金) 12:00-17:00(6/1(土)のみ10:00-17:00) ※入場無料 ※土日も観覧できます。
■会場:東北大学附属図書館本館1階多目的室
(地下鉄東西線「川内駅」から徒歩6分 ご来場の際は、公共交通機関をご利用ください)
■主催:東北大学文学研究科院生企画実行委員会/東北大学EU情報センター


会期中には、「暮らしてみたい!ヨーロッパ」と題したカフェトークを開催します。ヨーロッパ各国への留学経験がある先輩たちが体験談をお話しします。
ヨーロッパでの生活に思いを馳せてみませんか。

■日時:2019年6月5日(水)16:30~18:30 ※詳細情報はこちら
■会場:東北大学附属図書館本館1階多目的室前スペース

*日・EUフレンドシップウィークは、駐日欧州委員会代表部が毎年5・6月を中心に開催する、スポーツ、学術および文化などの交流イベントで、 欧州連合(EU)に関する理解を深めることを目的としています。
期間中は、多くのパートナーの協力のもとで、公開講座、セミナー、シンポジウムなど、様々なイベントが開催されています。

展示ポスター(PDFが開きます)


<お問い合わせ>
東北大学附属図書館レファレンスデスク
     電話:022-795-5935 メール:desk(あっと)grp.tohoku.ac.jp ※(あっと)は@に変更してください。

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