新入生必見!図書館を使った全学教育授業ガイド
‐レポートの書き方と図書館活用法を学ぼう‐
大学生になると、自分の考察や意見をまとめたレポートを書くことが多くなります。ただ自分の私見を述べるのではなく、様々な文献を読み、論拠を示しながら訴える必要があるのです。
そのためには図書館を使って文献を集めることが必要です。ここで紹介する科目ではこの両方を学ぶことができます。新入生のみなさん、ぜひ受講してください。
大学生のレポート作成入門-図書館を活用したスタディスキル-
カレントトピックス
この授業では、大学生に求められる「学術的」なレポートの作成法や、それに欠かせない情報収集の方法の基礎と図書館活用法、そしてプレゼンテーションの技法を学ぶことができます。
また、大学図書館の活用方法や実際の研究活動と情報収集の紹介、文献探索実習もあり、レポート作成にとどまらず、広く大学での学習と研究の世界を知ることもできます。
更に、担当する4名の先生方が、あなたのレポートを2回添削するという他の授業にはない特徴があります。
この授業を受講すれば、確実に長く役立つスキルを身につけることができますよ。
※第15週以降の試験やレポート提出はありません。最終日には優秀レポートの紹介、先生方からの講評など様々なお楽しみが!
[担当教員]:[副館長]柳原敏昭 文学研究科教授
酒井聡樹 生命科学研究科准教授
渡辺正夫 生命科学研究科教授
山田仁史 文学研究科准教授
串本剛 高度教養教育・学生支援機構准教授
[講時・曜日]:第1/3/5/7セメスター、火曜5限
[対象学部]:全学部
参考書:学務審議会/高度教養教育・学生支援機構(2017)『東北大学レポート指南書』
酒井聡樹(2017)『これからレポート・卒論を書く若者のために』第2版 共立出版
齋藤忠夫編著(2011)『農学・生命科学のための学習情報リテラシー』朝倉書店
東北大学附属図書館『「レポート力」アップのための情報探索入門』
授業予定 曜日 ・講時:1セメスター 火曜5限(16:20~17:50)
4/10 | B200 | 副館長講話、進行説明(文献リスト作成要領)、レディネス調査 <柳原敏昭先生他> |
4/17 | B200 | レポート作成法 <酒井聡樹先生> |
4/24 | B200 | 序論の書き方 <酒井聡樹先生> |
5/1 | B200 | 本論の書き方 <酒井聡樹先生>、SLA紹介 <学習支援センター> |
5/8 | 附属図書館本館 | 人文社会科学における論文作成の実際 <山田仁史先生>第6回事前課題(Word) |
5/15 | 附属図書館本館 | 人文社会科学における文献検索と引用 <山田仁史先生> |
5/22 | 附属図書館本館 | 自然科学における論文作成の実際 <渡辺正夫先生> |
5/29 | 附属図書館本館 | 自然科学における文献検索と引用 <渡辺正夫先生> |
6/5 | 附属図書館本館 | 文献リストの確認,アウトライン作成 <串本剛先生> ※アウトラインの提出【6/7(木)】 |
6/12 | 附属図書館本館 | アウトラインの確認,初稿作成要領 <串本剛先生> |
6/19 | 附属図書館本館 | レポートの文章術 <酒井聡樹先生> ※初稿作成・提出【6/21(木)】 |
6/26 | 附属図書館本館 | 定稿等作成要領 <串本剛先生>、プレゼンテーション要領 <酒井聡樹先生> |
7/3 | 附属図書館本館 | レポートの発表A <串本剛先生> |
7/10 | 附属図書館本館 | レポートの発表B <串本剛先生> ※初稿修正/定稿提出【7/12(木)】 |
7/17 | 附属図書館本館 | 定稿返却,講評,振り返り調査,授業評価 |
展開ゼミ:読んで書く作法の理解と実践
基幹科目:言語表現の世界
大学の授業で課されるレポートを大別すると、「~とは何か?」「なぜ~なのか?」「~をどうすべきか?」の3つに絞られます。
この類型を知っていることが質の高いレポートを書くことにつながります。
この授業では、同じテーマで上記3タイプのレポートを書き、短期集中でレポートの類型を学びます。
図書館で行う回では、レポートを書くのに欠かせない、資料の探し方や配架場所を、東北一の所蔵数を誇る当館の中を回りながら覚えることができます。
また、授業内で「書庫ガイダンス」も受講できるので効率的です。
[担当教員]:串本剛 高度教養教育・学生支援機構准教授
[講時・曜日]:第1クオーター(週2)火曜/木曜1限、第4クオーター(週2)月曜4限/水曜1限
[対象学部]:第1クオーター/医保歯薬工、第4クオーター/文系 理農
現代社会の教育問題を考える
基礎ゼミ
この授業のテーマは、現代社会の教育問題についての理解と考察を深めることです。グループワークでメンバーと共に課題を設定し、解決のための調査、課題に対する自分の主張をまとめます。
図書館では、論文データベースの使い方や図書館活用法を学び、様々な文献を集めます。これらの過程を経て、最終的に自分の意見をまとめてレポートを書きます。
[担当教員]:佐藤智子 高度教養教育・学生支援機構准教授、賴 ?廷 高度教養教育・学生支援機構助教
[講時・曜日]:第1セメスター、月曜3・4限(隔週)
[対象学部]:全学部
大学生の現代的問題
基幹科目:人間と文化
この授業では、現代の大学生が直面する身近な問題を扱います。前半後半で2つのテーマを取り上げ、それぞれグループディスカッションを経て、レポートにまとめ発表します。
受講生間でピアレビューを行うことにより、根拠に基づき意見を主張したり、筋道を立てて考えをまとめる力を身につけます。
図書館では、雑誌論文や新聞記事、統計など、時事的な情報の入手方法を中心に学びます。
[担当教員]:岡田有司 高度教養教育・学生支援機構准教授
[講時・曜日]:第2セメスター、月曜4限
[対象学部]:文系 理農
お問合せ先
授業の内容に関する質問などを受け付けています。お気軽に下記までお問い合わせください。
東北大学附属図書館レファレンスデスク(参考調査係)
deskあっとgrp.tohoku.ac.jp(あっとは@に置き換えてください)