東日本大震災10年被災地図書館震災アーカイブ企画展
「10万冊が語りかける 東日本大震災~「震災記録を図書館に」キャンペーン~」を開催しました

<本企画展の趣旨>
 東日本大震災を契機とする図書館共同キャンペーン「震災記録を図書館に」に参加する、8図書館による企画展です。
 東日本大震災では数多くの震災の記録が生まれました。上記キャンペーンを展開する8図書館が収集した資料総勢約10万点は、蔵書として各図書館に収まり利活用されています。本企画展は、東日本大震災10年を機に、各図書館が構築してきた震災アーカイブをあらためて周知し、震災関連資料の寄贈や利活用の推進を目的として開催しました。
 会場では、各図書館が収集した図書や文書が収まる書架を撮影した実物大のポスター61枚を展示したほか、震災時と現在の図書館の様子を写真で示したスライド放映や、各図書館の震災アーカイブのパンフレット・冊子の配布をおこないました。 各館の書架が集結したかのような巨大な空間を創出し、本の背表紙から、図書館が後世に伝える東日本大震災の姿を読み取っていただき、記録を遺すことの大切さ、知ることの大切さ、そこに介在する図書館の役割を伝える趣向とし、 本企画展は2日間で計921名の方にご来場いただきました。

<開催概要>

主催:岩手県立図書館、宮城県図書館、福島県立図書館、仙台市民図書館、
岩手大学図書館、東北大学附属図書館、福島大学附属図書館、
防災科学技術研究所自然災害情報室
協力:国立国会図書館、神戸大学附属図書館、防災専門図書館
日時:2021年2月27日(土)10~17時 、 2月28日(日)10~16時
会場:せんだいメディアテーク1階 オープンスクエア
入場:無料

<開催の様子>

<各図書館の展示内容(概要)>
※各図書館名のリンクからは、本企画展あるいは関連する各館の展示情報にリンクしています。

岩手県立図書館
宮城県図書館
福島県立図書館
仙台市民図書館
岩手大学図書館
東北大学附属図書館
福島大学附属図書館
・防災科学技術研究所
 自然災害情報室
(以下、協力機関)
国立国会図書館
・神戸大学附属図書館
防災専門図書館


<WEB掲載等>※掲載終了によりリンク切れの場合があります。
・河北新報 ONLINE NEWS
 https://kahoku.news/articles/20210228khn000014.html
・カレントアウェアネス・ポータル
 https://current.ndl.go.jp/node/43227
・私立大学図書館協会
 https://www.jaspul.org/news/2021/02/-10.html

<資料提供について>
各館では随時、震災記録の寄贈を受け付けております。震災記録の寄贈についてご関心がおありの場合、 「資料提供のお願い」をご参照いただき、ご希望の館へお問い合わせください。