内容詳細

 

目的・趣旨

「図書館員=無口・しゃべらなくていい」などの誤解を受けがちですが、実際の図書館業務においては、カウンター対応(1対1)から講習会や館内ツアー(1対多)まで、利用者に対して「話す」機会が多く存在します。そしてその時々の図書館員の対応が、そのまま図書館全体の印象へとつながっていきます。
しかし、私たち図書館員は相手に伝わりやすい話し方ができているでしょうか?
「利用者に誤解の無いように伝えたい」「利用者に気持ちよく使ってもらえるような案内をしたい」という思いをもって臨んでいるものの、大学図書館員の場合は専門的な接遇研修を受ける機会がないこともあり、悩みを抱えている人も多いことと思います。
そもそも、相手に伝わる話し方、聞き手の心を掴む話し方とはどのようなものなのでしょうか?
この研修では、多角的な視野から「話し方」について学んでいきます。
図書館員のコミュニケーション能力(『コミュ力』)をアップさせることで、日々の業務を円滑に行う助けとなり、よりよい図書館サービスを行えるようになることを目的としています。

 

第一部「落語家に学ぶ!コミュニケーション術」

講師:春風亭伝枝氏

 「1対多」のコミュニケーション(プレゼンテーション)を念頭においた内容の講演会と、プロの噺家による落語会の2本立てです。
耳を傾けてくれる聞き手はもちろんのこと、そうでない人にも聞いてもらえる「伝わる」話し方について、硬軟取り混ぜて楽しく学んでいきます。

 

第二部「アナウンサーに学ぶ!伝わる声と話し方」

講師:赤間裕子氏

 「1対1」のコミュニケーション(カウンター対応)を念頭に置いた、利用者とのより良いコミュニケーションの方法について、ボイストレーニングなどの実技を交えながら学んでいきます。

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主催 国立大学図書館協会東北地区協会      後援 東北地区大学図書館協議会
企画 「職員の企画・運営による職員のためのワークショップ」企画運営スタッフ(第6期)