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  □第四部 仙台藩の食と名産品 資料一覧 (18/22)      
 
18) 大成武鑑 文政年間(1818〜1830)

将軍家・諸大名・幕府の諸役人に関する情報を網羅した「武鑑」の一つ。幕府御書物師出雲寺和泉掾により編集・出版され、その後幾度も改訂がなされた。今回展示した史料は11代藩主伊達斉義(在位:文政2〜10年[1819〜27])の時代のもの。その内容は、系図や家紋から、将軍家への献上品にまで及んでおり、伊達家からは「糒(ほしい)」や「子籠鮭(こごもりざけ)」などが納められたことが分かっている。これら武鑑は民間の書肆により作成され、出入りの商人にとっては閉鎖的な武家社会への重要な情報窓口となった。
 
   
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