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 和算とは、江戸時代に日本で独自に発展した数学です。その和算の先駆者ともいえる関孝和の没後300年を記念し、東北大学で所蔵している和算コレクション約2万3千冊の中から、林鶴一宛「関流和算免許状」など代表的な資料を多く展示するとともに、会場となりました宮城県図書館所蔵の資料を数多く展示し、和算の歴史と内容、測量術との関わりなどを解説します。自然豊かな地を会場に、日ごろのざわめきから開放されて、ひととき江戸の昔の算数(和算)に浸ってみませんか。

『古説記』より関孝和の像

会場および会期
会  場 : 宮城県図書館(2階展示室) 入場無料
期  間 : 平成20年10月25日(土)〜11月24日(月)
開館時間 : 図書館開館日の9:30から17:00まで <開館カレンダー>

記念講演会
会場 : 宮城県図書館「ホール養賢堂」 入場無料
@10/25(土) 13:30−15:30
遠藤寛子 氏
(児童文学作家)
演題 「算法少女のなぞ」
小説『算法少女』と和算書『算法少女』との関係や、アイディアを得て小説が生み出されるまでを、作者ご自身によりお話しいただきます。

A11/8(土) 13:30−16:15
土倉保 氏
(東北大学名誉教授)
演題 「和算を楽しんだ江戸時代の人々」
江戸文化の中心的な意向である、「美を模索し、それを作り上げていく楽しさ」と、和算で扱う美しい図形、正確な計算や、その表現との関係についてお話しいただきます。

萬伸介 氏
(宮城教育大学教授)
演題 「いろいろな見方で楽しもう!和算の問題」
和算を題材にして、小学校の算数・図工、そして中・高等学校の数学等のいろいろな見方・考え方・作業を紹介。和算の楽しみ方の一面を紹介していただきます。

展示の構成と主な展示資料   ■展示資料一覧■

第1部 といてみよう! 和算の問題
和算には高度な問題がある一方、クイズ番組で出題されるパズルのような問題もたくさんあります。それらの問題を通じて和算の世界をのぞいてみましょう。

「鶴亀算」元は鶴と亀じゃなかった?
『算法闕疑抄(さんぽうけつぎしょう)』

象の重さの計り方は?
『改算記(かいさんき)』

第2部 のぞいてみよう! 塵劫記の世界
暮らしの中の算や遊びとしての算が、やがて専門家同士がしのぎを削る純粋数学まで展開してゆく様子を、江戸の数にまつわる話題と初期和算書で紹介します。

商人家に「そろばん」の他「はかり」が。お金は重さが肝心?
『日本永代蔵(にほんえいたいぐら)』

親子で算数を勉強しています。熱心なのはなぜ?
『口合算盤珍口記(くちあいそろばんちんこうき)』

第3部 ふれてみよう! 和算家の人生
関孝和により体系化され大きく花開いた和算は、様々な流派の算家が技を競い合い、その成果が仙台の地までもたらされました。和算家たちの残した書を通じて、彼らの生き方にふれていきます。

和算家の番付です。1番は誰でしょう。
『古今名人算者鑑(ここんめいじんさんじゃかがみ)』

学問所での試験の様子。
『養賢堂諸生鑑(ようけんどうしょせいかがみ)』


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