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  □第四部 仙台藩の食と名産品 資料一覧 (6A/22)      
 
6A) 「案内名物」湯豆腐書留帳 明和4年(1767)〜明治元年(1868)

案内は現在の宮城野区東仙台の旧地名である。塩竃街道に面し、湯豆腐菅野は明治二十年代まで営んでいた。七代重村が名物の看板を与え、以後藩主がここを通過する場合は必ず小休止した。菅野家には藩主のためだけの離れが建てられていたという。  菅野氏の伝による湯豆腐の製法は以下の通り。「水切して細く千切にした豆腐を器に入れる。その器を揺すりながら熱湯を注ぎ豆腐を寄せる。これに鰹節、醤油、自家製柚をかけて供する」(菅野正夫氏所蔵)
 
   
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