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  □第一部 日本料理の成り立ち 資料一覧 (23/27)      
 
23) 新撰会席しつほく趣向帳 禿箒子(トクソウシ) 明和8年(1771)

しっぽく(卓袱)とは卓の覆いの意味で、これにのせて供する中国風料理を卓袱料理と呼ぶ。日本人向に油を使わない日本料理で、形式と器のみが中国風である。 本書は初めに卓袱器物の図があり、続いて卓袱献立の概略と口伝11丁まである。本編には月毎、季節毎の料理の献立を掲載する。
 
   
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