東北大学附属図書館は、EU情報センター(EUi)に指定されています。 駐日欧州連合代表部が主催する日・EUフレンドシップウィークの一環として、下記のとおりイベントを開催しました。
EU の父“リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー”
■日・EUフレンドシップウィークには、EU(European Union)関係の図書館資料・パンフレット・ポスター等の展示会を行っています。
■2015年は、EU統合の思想的淵源となった「パン・ヨーロッパ運動」を推進したリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー(Richard Nikolaus Eijiro Coudenhove-Kalergi, 1894-1972)について紹介しました。
■また、甥であり画家のミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギー氏が描いた、リヒャルト氏の肖像画が当館に寄託され、これを記念して当展示は開催されました。この肖像画は、2階グローバル資料室のEUコーナーに展示しています。
展 示 内 容
■EU情報センター(EUi)の紹介
■リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーについて、解説パネルと関連する図書館資料を展示
■関連書籍等の展示
■EUグッズ、パンフレット等の配布
期 間
■平成27年5月27日(金)〜6月30日(火) 平日 8:00〜22:00 / 土日祝 10:00〜22:00
会 場
■東北大学附属図書館本館エントランス展示コーナー
関連講演会
■平成27年6月22日(月)16:30〜18:00
■講師:法学研究科 戸澤 英典 教授
■演題:「クーデンホーフ=カレルギーの劇的な生涯と 後世への影響 -ヨーロッパと日本をつないで-」 当講演では、ロシアで発見された新資料をもとに、リヒャルト氏の劇的な生涯が紹介されました。
日・EUフレンドシップウィークについて
■日・EUフレンドシップウィークは、日本における欧州連合の代表である、駐日欧州連合代表部が毎年5月を中心に開催する、一連のスポーツ、学術および文化などの交流イベントで、欧州連合(EU)に関する理解を深めることを目的としています。 ■期間中は、多くのパートナーの協力のもとで、公開講座、セミナー、シンポジウムなど、様々なイベントが開催されました。
EU情報センター(EUi)とは
■EU情報センター(European Info = EUi)は、欧州委員会が欧州統合の研究を促進するため、また欧州連合およびその政策に関する情報を一般の人々にも提供するため、設置されたものです。
■各EUiには、EUの公式出版物や資料が送付されます。現在世界中に約500のEUiが設けられており、日本国内には現在19の大学にEUiが設置されています。
■その他、国内では国立国会図書館がDepositary Library : DEP = 寄託図書館となっており、また日欧産業協力センターに特別EUiが設置されています。
■東北大学附属図書館は、1983年に「EC資料センター」(現在のEUi)に指定され、学内の方をはじめ、一般の皆様にEU関連の資料を提供しています。
*お問い合わせは東北大学附属図書館参考調査係まで (Tel : 022-795-5935)
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