展示会情報
2003年東北大学附属図書館特別企画展
夏目漱石−「漱石文庫」に見る文豪の生涯−
2003年4月8日(火)〜14日(月)(土曜日、日曜日は除く)

『吾輩は猫である』や『坊っちやん』、『三四郎』、『こゝろ』など、中学校や高校の教科書でも親しまれ、現在でも多くの人々に敬愛されている作家・夏目漱石。

日本と西洋、個人と社会、自己と他者との問題に葛藤しつつ、しかしそれらを真摯に問いつづけた漱石の作品と生涯は、現代に生きる私たちにとってもなお、大きな指針でありつづけています。

東北大学附属図書館では、漱石の旧蔵書約3000冊と、漱石の日記や手帳など、自筆資料からなる「漱石文庫」を所蔵しており、さらに今回、漱石から妻鏡子にあてた手紙9通をはじめとし、漱石関連資料数十点をあらたに受け入れました。

あたらしい希望にかがやくこの季節、本館では特別企画展「夏目漱石」を開催し、ぜひ多くの方々に、漱石の作品とその生涯、ユーモアにあふれ、励ましに満ちた、魅惑の言葉の数々に、出会ってただきたいと思います。
展示資料目録


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