よくある質問と回答

このページには問い合わせいただいたご質問とその回答をまとめています。


登録の対象

Q:今回の対象論文は最近発表した論文ですか?過去の論文でも対象になりますか?

A:オープンアクセス方針に基づく対象としては、方針施行(2018年4月)以降に出版された研究成果となりますが、過去の論文もぜひ東北大学機関リポジトリ(TOUR)へ登録いただきたいところです。登録の手続きについては「研究成果登録の手続き」をご参照ください。


Q:自分の論文は出版社のサイトですでにオープンアクセスになっているのですが、登録しなければならないのですか。

A:可能であればぜひお願いします。論文が既に出版社サイトでオープンアクセスとなっていても、万が一、何かの事情で出版社側のサーバーで公開しなくなった場合、論文を利用することはできなくなります。その点も考慮し、大学として半永久的に保存管理するために依頼しています。
また、登録データはCiNii ResearchNDLサーチなどに反映され、検索結果から参照される機会が増えることが見込まれます。


依頼・手続き

Q:依頼書が送られてきましたが、自分は責任著者ではありません。どうすればよいですか。

A:依頼書の対象論文は「大学情報データベース」から取得しています。データベースでは責任著者か共著者かを判別することができないため、全員に連絡しています。
・責任著者が本学の教員の場合
 責任著者の先生がデータベースに登録されていれば、こちらからご連絡します。
 共著者の先生は様式2-2「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録許諾書」をご記入ください。
・責任著者が他機関の場合
 責任著者が所属する機関のリポジトリですでにオープンアクセスになっている場合、登録は不要です。その旨を図書館までお知らせください。
 オープンアクセスになっていない場合は責任著者に対し、責任著者の所属機関のリポジトリで公開するか、本学のリポジトリで公開するか相談してください。


Q:論文や書類はどのように提出すればよいですか。

A:論文は電子媒体でご提出ください。登録依頼書については、紙(学内便)または電子ファイル(PDFもしくはWord:メールで送付)のどちらかで結構です。
なお、データの容量が大きい場合は、適宜ファイル共有サービス等(例:Google共有ドライブ)でのリンクURL共有による送付でも結構です。


Q:共著者がたくさんいます。様式2-2「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録許諾書」は責任著者の所属と氏名を明記して一枚だけ提出としてもよいですか。

A:著作権者すべての許諾を得る必要がありますので、お手数ですが全員分ご提出ください。次項にあるように、メール等で明確な回答が得られているのであれば、それを許諾書に代えてご提出いただいても構いません。


Q:共著者から許諾を得たのですが、様式2-2「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録許諾書」ではなくメールで回答がきてしまいました。許諾書を改めて依頼しなければなりませんか。

A:共著者から許諾をメールでいただいているのであれば、様式2-2「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録許諾書」の個別の提出は結構です。代わりに許諾の証拠としてメールの写しをお送りください。(印刷・PDFどちらでも結構です)


著作権者への確認

Q:著作権は学会にありますが、規定で学会の許諾を得ることなくリポジトリに公開してよいことになっています。この場合様式2-2「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録許諾書」への記入は必要ですか。

A:様式2-2「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録許諾書」については提出不要です。様式1「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録依頼書」のみご提出ください。


Q:著作権が学会にあるのですが、 編集委員長の名前、または学会長の名前、どちらで書類をもらえばよいですか。

A:当該雑誌の著作権について代表となっている方にご依頼ください。どちらが代表なのかは学会により異なりますので、当該雑誌の事務局へお尋ねください。もし先方でも判断ができない場合は学会長の名前で書類を作成してください。


Q:当該雑誌ではクリエイティブ・コモンズ・ライセンス (CC BY)が適用されています。これを見ると、コピーや再配布が認められていて、著作権者に改めてリポジトリ登録の許諾を得る必要がないように思われますが。

A:様式2-2「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録許諾書」の提出は不要です。様式1「東北大学機関リポジトリ(TOUR)登録依頼書」について必要事項を確認・記入しご提出ください。


公開の可否

Q:図書館側で公開可否は確認していますか。

A:図書館からの依頼分について、出版社・学会の公開ポリシーがあるものについては、図書館で全て公開の可否を確認済です。確認結果に基づき、公開可能な版として「出版社版」「査読後著者版」「査読前著者版」のいずれかにあらかじめチェックを入れています。


Q:公開の可否はどこから判断しているのですか。

A:当該論文のオープンアクセスの公開ポリシーについて参考としたページは次の2点です。
・日本の学協会誌:SCPJ:学協会著作権ポリシーデータベース
・海外の学術雑誌:SHERPA/RoMEO


Q:公開できる版にエンバーゴ(公開禁止期間)があるようです。

A:図書館では依頼前に全論文の公開ポリシーを調査し、エンバーゴ期間があることを確認しています。エンバーゴ完了後に機関リポジトリで公開するよう、図書館で留意し登録しますので、エンバーゴに関わらずご提出ください。


オープンアクセスにするための費用

Q:TOURでオープンアクセスにするにあたり費用はかかりますか。

A:東北大学の機関リポジトリにデータを登録するものなので費用はかかりません。


Q:出版社でオープンアクセスにする(ゴールドオープンアクセス)ための料金は図書館が支払ってくれるのですか。

A:残念ながら図書館では、学術雑誌への投稿時のオープンアクセスに関する予算はありません。このような「ゴールドオープンアクセス」にする場合はご自身の研究費から支払いをお願いします。 なお、こちらのページに論文投稿時のAPC割引等についての情報をまとめていますので、ご参考としてください。


その他

Q:学外に転出した場合、登録した論文はどうなりますか。

A:「東北大学機関リポジトリ(TOUR)運用指針」で、本学機関リポジトリにコンテンツを提供できる者の中に「提供対象コンテンツを生成した時点で、本学に在籍していた者」を含めています。よって転出された後も、継続して公開いたします。


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