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東北大学附属図書館
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  江戸時代、海を渡ってやってきた"サイエンス"は、当時の日本における"最先端科学"でした。そしてそれらは、日常に存在する身近なものに目を向けた、素朴で人のぬくもりが感じられる科学へと展開し、人々の関心を集めました。
  江戸時代の科学者たちが"サイエンス"を学び研究した軌跡を、東北大学附属図書館が誇る江戸学の宝庫「狩野文庫」などの貴重な資料の中から厳選して皆様にお贈りいたします。
  からくり、天文学、エレキテル、地図、博物学、蘭学、医学など、江戸の"あたたかな科学"をお楽しみください。


みんな手をつないで楽しそう!でも何をしているんでしょう
『阿蘭陀始制エレキテル究理原』橋本曇齋・ 平田稔筆記

会場および会期
会  場:東北大学附属図書館本館1階展示室 入場無料 >>
期  間:平成21年10月23日(金)-11月24日(火)
開場時間:平日9時-17時 土日祝日10時-17時 
   車で来館された方には「臨時駐車許可証」を発行します。会場受付に声をおかけください。※なお毎週火曜日は駐車場が利用できません。どうぞご了承ください。

記念講演会 (入場無料)★終了しました
演題 「科学の劇場-科学と見世物の間」
10/26(月)13:30-15:30 東北大学附属図書館本館2号館4階会議室
講師 吉田 忠氏(東北大学名誉教授)
望遠鏡、寒暖計などの観測・測定器具からエレキテル、空気ポンプ等の事例を通して、江戸時代の好奇心と実験の萌芽を垣間見ていただきます。

演題 「仙台藩の天文史-戸板保佑と幻の西洋暦」
11/8(日)13:30-15:30 東北大学百周年記念会館(川内萩ホール)2階会議室
講師 黒須 潔氏(仙台郷土研究会理事)
日本で初めて西洋暦を完成させた、仙台藩を代表する天文学者・戸板保佑の生涯とともに、当時の科学と思想の交錯について紹介していただきます。


展示の構成と主な展示資料 【展示資料リスト】
第1部 楽しみの科学
からくりなどの楽しい仕掛けがいっぱい。体験コーナーともあわせてお楽しみください。

いったい何の機械?小僧さんはどうなる?
『エレキテル大全新訳』橋本鄭訳

茶運び人形の中身はどうなってる?
『機巧図彙』細川頼直
 
第2部 好奇心の科学
思わず好奇心がわいてくる身の回りの不思議や現象。江戸の科学者はどんな風に見ていたのでしょうか。

江戸時代の頃は2種類の一角獣がいた?
『一角纂考』木村兼葭堂

虹を作ったり惑星を観察したり
『刻白爾天文図解』司馬江漢
 
第3部 からだの科学
「解体新書」が出版された江戸時代における最先端の医学とは?

有名な扉絵。本物を見たことがありますか?
『解体新書』杉田玄白・前野良沢訳

この人の顔の形をしたものは?
『[エン]録 附追譯増補』大槻玄沢訳
 
体験コーナー
■からくり模型を楽しもう!
エレキテル、茶運び人形、その他いろいろなからくり模型の個性ある楽しい動きをご覧ください

■江戸の折り紙と「ミウラ折り」を体験しよう!
日本の折り紙文化が現代において展開したものとしては、東京大学宇宙科学研究所の三浦公亮教授によって考案された「ミウラ折り」があります。太陽系探査衛星「はるか」やスペースシャトルへ応用され、国際的にも注目を集めています。この「ミウラ折り」と日本古来の江戸の折り紙を体験し、日本人の知恵と技術をお楽しみください。

■資料の解説ビデオ上映