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  □第三部 江戸の菓子・酒 資料一覧 (14/18)      
 
14) 南蛮料理菓子拵方 森田四郎右衛門 写本

現存する唯一の南蛮菓子製法の専門書である。本書は、『南蛮料理書』(森田四郎右衛門著)を底本にして書き写したものである。江戸初期までの成立と考えられる『南蛮料理書』は、「かすてら」「ぼうろ」その他の南蛮菓子の伝来当初の呼称と製法を書き留めている。本書も紙質などから見て幕末以降の写本らしいが、伝来当時の南蛮菓子や料理を知る上で貴重な書である。内容の3分の2以上は「あるへいと」など菓子製法で、料理は「てんふらり」「くしいと」など数少ない。
 
   
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