東北大学附属図書館 夏目漱石ライブラリ |
■7月18日 ゑゝともう何か書く事はないかしら、あゝそう/\、昨日眼医者へいつた所が、いつか君に話した可愛らしい女の子を見たね、−−〔銀〕杏返しに竹なはをかけて−−天気予報なしの突然の邂逅だからひやつと驚いて思はず顔に紅葉を散らしたね丸で夕日に映ずる嵐山の大火の如し (明治24年7月18日(土) 正岡子規あて書簡)
(『漱石全集』 第二十二巻)
大暑。晴。娘共真裸にて家中を駆け回る。暑い故に裸になる程自然なるはなし。先生、野蛮人に囲繞せられて小説を書く。 (明治42年7月18日(日) 日記)
(『漱石全集』 第二十巻)
※参考文献 |
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