東北大学附属図書館 夏目漱石ライブラリ


■6月6日


現下の如き愚なる間違つたる世の中には正しき人でありさへすれば必ず神経衰弱になる事と存候。
(明治39年6月6日(水) 鈴木三重吉宛て書簡)
(『漱石全集』 第22巻)



内幸町腸胃病院行。雨。
麹町の花屋でみづ/\しきあやめを桶にすい/\と入れてあつた。
(明治43年6月6日(月) 日記)
(『漱石全集』 第20巻)


※漱石は、明治43年5月頃から胃病に苦しんでおり、この日、長与胃腸病院を訪れた。
※関連資料 日記及断片
参考文献



Copyright(C) 2009 Tohoku University Library 著作権・リンクについて