東北大学附属図書館 夏目漱石ライブラリ


■6月17日


坐敷に白百合を活ける。香強し。銅瓶に桔梗を挿す。終日雨。日暮に晴れかゝる。薄シヤツにフラネル。
(明治43年6月17日(金) 日記)
(『漱石全集』 第20巻)


※漱石は、明治43年5月頃から胃病に苦しんでおり、6月6日、長与胃腸病院を訪れた。6月18日には、同病院に入院することとなる。この間のことは日記及断片に記されている。
参考文献



Copyright(C) 2009 Tohoku University Library 著作権・リンクについて