東北大学附属図書館 夏目漱石ライブラリ


■3月18日


 人が毎日苦しんで新聞小説を書いてゐると世間ぢや存外平気でゐる、風葉などに対しても気の毒である。けれども是が職業となると却つてくだらない方面から閑却される方が薩張して心持が好い場合もある
(明治44年(1911)3月18日(水) 鈴木三重吉宛て書簡)
(『漱石全集』 第23巻)





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