東北大学附属図書館 夏目漱石ライブラリ


■2月14日


 鶯や隣の娘何故のぞく
 春の雨鶯も来よ夜着の中
(明治28年 俳句)
 鶯のほうと許りで失せにけり
 鶯や田圃の中の赤鳥居
 鶯や隣あり主人垣を覗く
(明治29年 俳句)
 鶯の日毎巧みに日は延びぬ
 吾に媚ぶる鶯の今日も高音かな
(明治41年 俳句)
(以上、『漱石全集』 第十七巻)


参考文献


Copyright(C) 2009 Tohoku University Library 著作権・リンクについて