東北大学附属図書館 夏目漱石ライブラリ |
■1月6日 御風邪の由御大切に可被成候。五日の拙稿御ほめに預かり難有候、小生老人を以て自ら居り大兄青年を以て自ら任ず、左すれば小生の書いたものが一回だも君の気に入るは、却つて小生の若き所を暴露したるに等し。呵々。 (明治44年1月6日(金) 阿部次郎あて書簡) ※阿部次郎から「思ひ出す事など」を褒められて。明治44年1月5日の『朝日新聞』には、「思ひ出す事など」(二十)が掲載された。 ※参考文献 |
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